2019/09/26
いきなりで何ですが…。ワンちゃんの下腹部をよ~く触ってみてください。(ただし、女の子のワンちゃんです)乳腺の部分にしこりを感じたとしたら…。もしかして、それは乳がんかもしれません。もちろん良性である可能性もありますが。ワンちゃんの発生するガンの中で乳腺腫瘍は最も発生が多いがんの一つです。その発生に関しては、50:50:50ル-ルというのがあります。しこりが良性である確率が50%、悪性である確率が50%、悪性の内、特に転移しやすいのが50%、という意味です。そもそも、乳腺腫瘍は発情の回数が多くなると発生率が高まります。(発情時に高まる性ホルモン;エストロゲンが関係しています)例えば、子犬が成長し性成熟期を迎えますが、初めての発情は6~8ヶ月位で迎えます。もし、発情前に避妊手術をしたとしたら、一生の間に乳腺腫瘍が発生する確率はほぼ、0%です。1回発情を迎えた子は約8%。2回以上発情を迎えた子は約25%です。それ以降は変わりません。ガン予防の観点からすると、早期の避妊手術が望まれます。ガンは仮に治癒したとしてもその後の再発の不安がつきまといます。予防が第一かと思います。
2019/09/26
今回は肥満についてのお話です。
おやつのカロリーを考えたことはありますか?
ヒトと動物とでの違いがわかると思いますので
お読みいただければ幸いです。
2回にわたってお話しますので次回の更新をお待ち下さい。
スタッフ 小倉
下記PDFより御覧下さい。
15.肥満について1
2019/08/26
実に久しぶりの投稿です。忙しさにかまけてサボっていました。申し訳ありません。
情報発信源として、続けられるよう努力いたします。
当院は獣医腫瘍認定医ということもあり、腫瘍に関連した記事を掲載しようと思います。
今回はワンちゃんの口の中のガンについてです(口腔内腫瘍といいます)。普段、口の中までは見ないことが多いのではないでしょうか?口腔内腫瘍ははいつの間にか大きくなっていることが多いものです。それに加え、ほとんどが悪性と考えられています。代表的な腫瘍は以下のものがあります。(歯肉腫を除く)
1.悪性黒色腫(メラノ-マとも言います)
約40%はこの腫瘍で、黒色をしたシコリとして気づくことが多いです。しかし中には黒くないものもあり油断できません。発見時、非常にシコリが小さければ治ることも可能ですが、2センチ以上に大きくなれば
リンパ節や肺に転移していることも少なくありません。対症療法では2ヶ月位の余命(短い余命と長い余命の子の差は大きく、真ん中が2ヶ月位)と考えられています。最終的な状態は口の中の腫瘍がぐちゃぐちゃになり、食べられなくなったり、肺の転移から肺炎や胸水が貯まり、呼吸できなくなることが多いです。
2.扁平上皮癌
2番目に多く、歯肉や上顎などの粘膜から発生します。たまに舌やのど奥の扁桃からも発生します。(こちらの方がたちが悪いです)。歯肉と同じピンク色をしていて、周囲の組織にガッチリくっついて
しまいますが、メラノ-マのような転移率は高くありません。口の痛みやよだれで食べることが困難になります。
3.線維肉腫
口腔の線維細胞ががん化して大きくなるのが特徴ですが、比較的若いワンちゃんに多発します。発症平均年齢は7歳という報告もあります。大きくなる傾向があり、よだれや痛み、飲み込み困難等の症状が出ます。
口腔内腫瘍は血液検査では診断できません。普段より口の中までよく見てあげる必要があります。
2019/06/10
今回のわんにゃん通信は心臓病についてです。
心臓は全身に血液を送るとても大切な臓器です。
心臓病について知るきっかけにしていただければと思います。
スタッフ 本木
下記PDFより御覧下さい。
14.心臓病について