東京都稲城市のどうぶつ病院 シンドウ動物病院

ANIMAL HOSPITAL SHINDOH シンドウ動物病院
院長の日々の雑感

2016/03/19

稲城第3小学校の2年生に感謝

去る、2月22日に稲城第三小学校にて2年生対象にウサギの授業を行いました。

体の特徴や習性、飼い方・世話の方法、病気になったときの見方等、1時限を使ってお話ししました。

写真の冊子はそれに対する、2年生ひとり一人の感謝の気持ちやウサギの能力に対する驚きが綴られています。

usagi

 

 

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2016/03/6

【最新情報】新しいワクチン接種の仕方

混合ワクチン(狂犬病予防ワクチンは入っていません)といえば毎年接種している方も多いと思いますが、このたび新しい接種の仕方が世界小動物獣医師会(WSAVA)より発表されました。

とは言え、2007年からあるものなのですが、数年ごとに改訂され今回2015年版が発表されたものなのです。

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2016/02/23

猫の腎臓病について

10年前は飼育されているワンちゃんの方がネコちゃんより圧倒的な多さでしたが、最近では、両者のそれはほぼ互角、もしくはネコちゃんの方が多いとする統計も出てきました。
ネコちゃんがより多くの方々に可愛がられるようになったためと思われます。ネコちゃんの方が少し長生きですしね。ですから17歳、18歳のネコちゃんも多くいらっしゃいます。
長く一緒にいるとそれだけ、愛着がわき「1日でも一緒にいたい」と言われる方が増えています。

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2015/12/17

少しの異常も見逃しませんでした!

子宮蓄膿症という病気は中高齢のメスのワンちゃんにしばしば起こる病気です。文字通り子宮に膿がたまる病気です。

症状は激しく、元気食欲消失、嘔吐下痢、腎不全等が多く数日の治療の遅れが命取りになってしまいます。今回来院されたAさんは、いち早くワンちゃんの異常に気づきました。「いつもと同じ量を食べるけど、食べる勢いがない」という程度でした。この時の気候は不安定で、体調的にそういうことがあってもおかしくはありません。しかし「おかしい」と思ったAさんは来院されたのでした。結果は子宮蓄膿症。手術してみると子宮は膿でパンパンでした。数日遅れたら子宮に穴が空いて腹膜炎を起こすかもしれなかったです。早期に異常を発見することはいかに大切なことか、改めて感じます。

(子宮の一部です。中に膿が溜まっています。)

pyo